2017.2.6
投稿者:城聖子
さて、前回は廃棄される消防服を素敵なバックに仕上げるMODECOというアップサイクルブランドの事例を見て頂きました。今回は、他の廃材からもアイディア・技術により素晴らしい商品ができることをご紹介します。
ちなみに、この商品はどんな廃材からできているかわかりますか?
そう、フローリング、シートベルト、タイヤチューブの廃材から作られているのです。
ちょっと、びっくりしますよね。まさに「捨てられる素材に命を吹き込む」のコンセプトの通り、その商品は新たな価値を備え生まれ変わった印象を受けます。
古いものや不要なものから新しい価値が生まれるのがアップサイクルの醍醐味ですよね。
廃材や端材の持つ背景やストーリーを活かして、消費者に欲しいと思ってもらえる魅力的な商品をつくり、「廃材からこんな素敵なバックができるなんてビックリ!」「可愛くて、エコだね!」‥‥このような声で溢れ、しっかりと販売に繋げていくサスティナブル(持続可能な)社会を実現していくことが望まれています。
地球温暖化や環境問題はかなり深刻な局面にきています。私たち自身も、大量生産・大量消費を卒業して、モノの豊かさからココロの豊かさを求めて生活の習慣を変えていく必要があるのではないでしょうか?
アップサイクルという考え方が浸透して、日々の暮らしの中に取り入れることできる商品がたくさん生まれることを願い、そのような活動をこれからも応援していきたいですね。