2016.11.4
投稿者:城聖子
「普通の賃貸で暮らすのと、どう違うの?」
そんな質問をいただくことがあります。
そこで今回はシェアハウスについてのメリット・デメリットについて書きたいと思います。
まず敷金・礼金についてですが、シェアハウスは一般的に敷金・礼金が少ないところが多いです。
家賃が6万円のところですと、だいたい12~18万円(2.3か月分)を節約することができます。
次に保証金についてですが、入居時に前家賃と保証金だけの物件が多く、退去時に保証金が返金されることが多いのが特徴です。
ただし、減価償却と明記されている場合は返金されない可能性が大きいので、内覧や入居時に管理されているところに確認しましょう。
家具・家電についても、たいていのシェアハウスにはすでに備えられているところが一般的。
個室にはベッドやデスク、クローゼットがあったりします。
共有スペースにはそのシェアハウスの個性がよく出ており、ソファやテーブルがあるところが多いですね。
また冷蔵庫やテレビなど、一人暮らしだと購入しなければならないモノが揃っているというのは、金銭的にとっても助かりますね。
最後の光熱費・ネット通信費についてですが、これはシェアハウスの共用部の管理費に含まれていることがよくあります。これはシェアハウスの特性上、誰がどれくらい使ったかわかりづらいため、このような措置を取っているところが多いというのが実情。相場は1万円未満というところです。
以上をまとめて言うなら、イニシャルコスト(はじめにかかるコスト)を安く抑えられるということが大きなメリットだと言えるでしょう。
シェアハウスとして利用できる物件はもともとレベルの高い物件であったり、リノベーションして付加価値をつけた物件が大半です。一人暮らしではまず住めないような大きな物件でも、みんなで住むシェアハウスならそれも可能になります。
シェアハウスごとに特徴的な設備を備えており、シアタールームや大浴場がついているものもあります。またおなじ家賃でも、立地的に便利でおしゃれなエリアに住めることもシェアハウスの魅力のひとつですね。
一人暮らしに比べると、やはりプライベートが少なくなるのはデメリットかもしれません。ハウスには複数人で生活をするためのルールがあり、例えば友人を呼んだりする場合には他の住人に前もって知らせておくなど、一人暮らしにはない気遣いが必要になります。
ただ、個室も十分な広さがあったりカギもかかるので、一人の時間が欲しい時も問題ないことが多いようです。
シェアハウスの最大のメリットは「多様な人と出会えじっくり付き合えることにある」と仰る方が大半です。外国の方と暮らせるシェアハウスもあり、そこでは異なる文化を生活の中で体験できたり、言語習得の大きな機会になります。
シェアハウスでの生活を通じて様々な人と出会い、いろいろな経験をして人間として成長できることは、計り知れないあなたのメリットになるでしょう。
以上、メリット・デメリットについて書いてきましたが、いかがだったでしょうか?
はじめは不安があると思いますが、金銭的には一人暮らしと比べるとほぼリスクが無いので、思い切ってお気に入りのシェアハウスへ飛び込んでみてくださいね♪